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開催報告:第5回おとなカレッジ「オープンハウス居ごこち」からつながる人・未来

SCE理事の遠藤です。
第5回おとなカレッジ「オープンハウス居ごこち」からつながる人・未来を開催しました。
さいたまエリアで自分らしい活動をしている女性のストーリーをお聞きする会です。

障がいを持つ子どもを育てるお母さんたちの居場所「オープンハウス居ごこち」を運営している溝田瑩貴さんのお話でした。

第5回おとなカレッジ「オープンハウス居ごこち」からつながる人・未来

まず、溝田さんの自己紹介と活動を始めた経緯から。
お連れ合いが転勤族で、岐阜に引っ越し、知らない土地での出産。生まれる前から子育て支援の団体に登録していたことや、お子さんが熱性けいれんになった時に、「子どもの病気について知らない」ことに気がつき、情報を集めたり調べたりしたこと。お子さんに障がいがあることが分かって、登録していた団体の人から「いつでも何かあったら言っておいで」と言ってもらえて、受け皿があることにとても安心をしたこと。

また転勤があり、新しい土地では情報がなかなか得られず苦労したこと。情報収集から色々な団体の活動に参加し、そして「知ろう小児医療守ろう子供たちの会」や「市民医療マイスター協会」の活動をし、話を聞くことで、患者さんや悩んでいる人の顔が、ふっと柔らかくなるところを見たこと。
何かをしたい気持ちが湧いてきて、専門的な知識がない自分ができることを考え「お母さんたちの声が聞ける場所」として「居ごこち」を始めたこと。

ご参加の皆さんにもそれぞれ自己紹介をしていただきました。
場づくりに興味がある方や、障がいを抱えたお子さんや親戚がいる方、自分のお子さんに発達障がいがあるかもしれないという方などなど。
そこから、素朴な疑問、当事者ならではの実感など、さまざまなことを語り合う場となりました。

溝田さんは、2年間「居ごこち」の活動をしてきて気づいたことがあるとのこと。
それは、運営者としての自分への違和感です。
医療や福祉の専門家ではない溝田さんは、お母さんたちと同じ立場ですが、運営の側にいると、そういう風に接してもらえないときがあるとのこと。

そこで溝田さんは、この春「居ごこち」の看板を下ろすことを決めています。
2年間の活動で見えてきた、お母さんたちのニーズは「子ども達に何かをしてあげたい」そして「情報を知りたい」ということです。

看板を下ろしても、障がい児を持つお母さんどうしとして、話を聞きあったり、情報交換をしたり、ということで、お互いにニーズを満たしていけます。
自分を犠牲にし、無理をして続けては、「居ごこち」良くはなりませんね。
溝田さんは、自分の足元がしっかりと見えているからこそ、違和感に気づくことができ、結論を出せたのだと思いました。

<遠藤ひろみプロフィール>
埼玉県飯能市出身、さいたま市在住。イラストやグラフィックデザインなどの業務経験を経て、2013年よりイラスト表現とアロマテラピー等を複合した独自の手法で「がんばりすぎ」な女性に「心のスッキリ体験」を提供する。
イラスト・デザイン『スピークアップ-日本IBM不正会計二七〇億円「事件」回避の記録』(三恵社)ほか多数

おはなしカフェH30「身近な人との関係性~重く感じる人と程よい距離感をとるには~」報告

SCE理事の遠藤です。
クッキープロジェクトさんのおはなしカフェH30で講師をつとめました。
テーマは「身近な人との関係性~重く感じる人と程よい距離感をとるには~」で、今回はご家族などの身近な人との関係について考えてみました。

おはなしカフェH30「身近な人との関係性」

おはなしカフェでは、ご参加の皆さんが「この場にいる安心感」を持って、自由に「おはなし」できるように工夫しています。

まず初めに「家族彫刻」を描いていただきました。
家族彫刻とは主に子どもの頃の家族関係を図にしたもの。
家族の中で自分がどの位置にいたのか、心のイメージを図にして、眺めることで客観視できます。
すっかり忘れていたことも、いざ図に示してみるとよみがえってきます。

そして、子どものころ、自分が辛くないようになにかアイテムを備えていたかを問いかけてみました(ちなみに私は子どものころ、自分が寂しくないよう「おかあさんヘッドホン」をつけていました)。
皆さんは、ヘッドホンや定規や眼鏡、コンパスや窓など、いろいろなグッズに当てはめながら「私は眼鏡だった~」などと話してくださいました。

色々な発見がありました。
この2つは、自分と身近な人との距離感を、あらたな視点ではかることができる方法です。
これらを体験したからといって、すぐに抱えていることが解決するわけではありません。
参加者の皆さんが、今後、少しずつ楽になる方法を作る助けになればと思います。

<遠藤ひろみプロフィール>
埼玉県飯能市出身、さいたま市在住。イラストやグラフィックデザインなどの業務経験を経て、2013年よりイラスト表現とアロマテラピー等を複合した独自の手法で「がんばりすぎ」な女性に「心のスッキリ体験」を提供する。
イラスト・デザイン『はたらくらぶインタビュー集2012-2017 それぞれの「自分らしさ」を形にする営み』(プラスワン・パブリッシング)ほか多数

飯能商工会議所 女性会 講演「これからの、家族のカタチを考える」報告

SCE代表の古川です。
講演「これからの、家族のカタチを考える」の報告です。
埼玉版ウーマノミクスプロジェクトの一環で、飯能商工会議所 女性会さんにうかがいました。

開始前は、家族のカタチと経営との関係がピンとこないという方もいらっしゃったようです。
しかし、今、家族のカタチをめぐって、日本は危機的状況にあり、それは経営にも大いに関係あると思っています。

「標準世帯」と呼ばれる、夫婦と子2人という世帯は、今、日本の全世帯の5%を切る現状です。
少子高齢化が進んでいるので、単身、高齢の夫婦、高齢の親とシングルの子、など、それ以外の家族のカタチの方がずっと多く、「標準世帯」は標準ではなくなっています。
その結果、消費者も働き手も不足しています。
この状況を打開しようとする一つの方策が、女性活用であり、「ウーマノミクス」です。

「ウーマノミクス」について、どんな風にとらえていらっしゃるかお聞きしてみました。
なんとなく女性応援キャンペーンのような印象をお持ちのようです。
この言葉は1999年に、国際的な証券会社の事業戦略の一つとして登場しました。
日本株の価値を上げるために、日本社会の弱点を克服しようというものです。
その弱点とは、経済的に女性が主体性を持てない状況です。
個々の現象としては、男女の賃金格差、家族内における性別役割分業などがあり、単なる声かけでは解決しないものばかりです。

本当の「ウーマノミクス」は、キャンペーンではなく、それぞれの職場における実践の積み重ねによってのみ実現されていくのではないでしょうか。
それは、経営者や管理職の方々が、様々な働き方や家族のカタチを受け入れることによって可能になるのかもしれません。

2019/2/1埼玉新聞「埼玉経済」面より

<古川晶子プロフィール>
福岡県出身、さいたま市在住。キャリアカウンセラー団体で企画・営業に携わった後、2006年に独立し「人と仕事の幸せな関係性」をテーマに講演等を行う。2013年にSCE設立。
著書『キャリアカウンセラーという生き方「人生の節目」を乗り越える人を支える仕事』(セルバ出版)

SCE通信201902&03特集「オープンハウス居ごこち」からつながる人・未来

SCE通信を発行しました。
特集は「オープンハウス居ごこち」からつながる人・未来。
2/28おとなカレッジにご登場の溝田瑩貴さんに取材させていただきました。

WithYouさいたま館内などで手に取っていただけます。
ぜひご一読ください。

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開催報告:カオリエの会W作品展@WithYouさいたま

理事の遠藤です。
おかげさまで、カオリエの会W作品展が無事に終了したしました。
沢山の方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

感慨深い作品展でした。
展示用に、カオリエの会の説明をグラレポで描きました。

カオリエの会の説明グラレポです。

このグラレポを見て、作品を見て、初めて内容が理解できたという方がとても多かったです。

同じ精油でも描く絵は違います。

ご感想を一部紹介します。

《カオリエの会の参加者の方》
・絵を見ていたら涙が出てきました。とても感動的でした。
また(自分の為に)カオリエに来なきゃいけないなって思いました。

《見学した方より》
・カオリエの会は知ってはいたけれど、こんな素敵なこととは知らなかった。
パステル画を描くだけなのかと思っていたらセラピーなのですね~!
・すごい。良かったです!
カオリエの会の手順や絵を見ていたら、なんだか傾聴された後のような感じがした。
(傾聴のカウンセリングをやっている方)シンプルにいいと思った。
・パステル画がっていいですね~!香りが置いてあるのも良かった。
最初にする2つの練習も意味があって、そして香りのイメージを表現できるとは!
ずっと長く続けて欲しいです。

香り体験ボトルもご用意

展示してみると私自身も気づくことが多かったです。
毎日作品を眺めると、作品の一つ一つがパワフルで優しくて温かく感じました。

絵は気持ちがこもって見えるものなんですね~
だからか、じっくりと眺めていると心にジーンときて涙が出るほど感動しました。

そして、普段はカオリエの会を体験していただくことだけに精一杯なのですが、こうして展示してみると自分の活動を客観視できました。
また参加者の方への心への効果が目に見えた気がします。
カオリエの会を続けてきて良かったと心から思えることが出来ました。

講師の遠藤の作品です。

カオリエの会Wご参加の皆様、カオリエの会W作品展お越しの皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

<遠藤ひろみプロフィール>
埼玉県飯能市出身、さいたま市在住。イラストやグラフィックデザインなどの業務経験を経て、2013年よりイラスト表現とアロマテラピー等を複合した独自の手法で「がんばりすぎ」な女性に「心のスッキリ体験」を提供する。
イラスト・デザイン『はたらくらぶインタビュー集2012-2017 それぞれの「自分らしさ」を形にする営み』(プラスワン・パブリッシング)ほか多数

開催報告:第22回帝王切開ママの会

SCE理事の細田です。
第22回帝王切開ママの会を開催しました。

ママのための帝王切開の本

ご参加のお2人とも、2歳の女の子のお母さんでしたので、出産から始まり最後は子育てのことまでお話しが弾みました。
「お産の振り返り」はお一人ずつゆっくりと、ご自分の言葉で「出産」を話していただきます。
もちろんうれしかったことや、幸せな思いも話してくださいますが、心にずっと引っかかっている「大切な人」からのこ言葉に傷ついたことを伝えてくださることが多いです。

大切な人だから、まさかそんなふうに思っているはずがない・・
大切な人だから、きっと私の気持ちはわかってくれるはず・・・
そんな期待が崩れていくときと、子育てが始まったばかりのホルモンバランスの崩れとでママたちの心は本当に傷ついていくのです。

初めて会った人だからこそ話せることもありますね。
帝王切開のことからイヤイヤ期の子育てまで、大切な思いを聞かせていただきありがとうございました。

<細田恭子プロフィール>
旧大宮市出身、さいたま市在住。帝王切開で三姉妹を出産し、2000年にWEBサイト「くもといっしょに」を開設。ユーザー発の帝王切開情報の草分け的存在として知られる。帝王切開カウンセラーとして、各地で講座やお話し会を開催し、女性の心と身体の健康について、当事者の視点で知ることの大切さを伝えている。編著『ママのための帝王切開の本』(中央法規出版)

第29回SCEサポサポ報告

SCE代表の古川です。
第29回SCEサポサポの報告です。

新たな活動についてのご相談でした。
次のような感想をいただきました。

今回の相談で、改めて縫製業を支えてきた女性達の声を発信したいと思いました。
同じ業界でも様々なケースがあるはずなので、その声を是非拾い上げたいと思っています。
ただインタビューするだけでは話が逸れ、時間が足りなくてなってしまうので、そこに至るまでの準備についてのアドバイスが大変参考になりました。

SCEサポサポはフリーランスのための働き方相談です。
利用するには、SCEへの入会が必要です(個人賛助会員も可) → 詳細はこちら
SCE理事がお話をうかがいます。

<古川晶子プロフィール>
福岡県出身、さいたま市在住。キャリアカウンセラー団体で企画・営業に携わった後、2006年に独立し「人と仕事の幸せな関係性」をテーマに講演等を行う。2013年に一般社団法人さいたまキャリア教育センター設立。著書『キャリアカウンセラーという生き方「人生の節目」を乗り越える人を支える仕事』(セルバ出版)

 

おはなしカフェH30「からだが発しているメッセージをキャッチしよう」報告

SCE理事の遠藤です。
クッキープロジェクトさんのおはなしカフェH30で講師をつとめました。
テーマは「からだが発しているメッセージをキャッチしよう」です。

「なきゃなきゃ星」から自分の星へ帰還しよう

おはなしカフェではご参加の皆さんが「この場にいる安心感」を持って、自由に「おはなし」できるように工夫しています。
まずは「からだが発しているメッセージ」不調についてお話ししてもらいました。
冷えや肩こり、頭痛、かゆみなどなど、人それぞれに何かしらあります。

それらの不調には、心因性のものもあります。
特に「健康でなきゃ、元気でいなきゃ」と思っていると、かえってとらわれやすいもの。
この場では、そんな気持ちを「なきゃなきゃ星人」と名づけ「私はなきゃなきゃ星人に取りつかれている?」という設定で「どうやったら星から帰還できるか」をお話しすることにしました。

あなたにとっての「なきゃなきゃ星」はどんな星?
「なきゃなきゃ星」から脱出し自分の星に帰還するためには?

自分の日常をそのまま話すとなると緊張してしまう人も、設定に載ってくださって、心や体の悩みを話すことができたようです。
もちろん、解決はしないのですが、話せることですこしだけ楽になります。
それが、気持ちの切り替えや小さな行動のきっかけになればいいなと思います。

「なきゃなきゃ星」から自分の星へ帰ってくるには、自分の内側の声を聴くことが大切。自分の声を聞いて「頑張っているね」と自分を抱きしめてみてください。

<遠藤ひろみプロフィール>
埼玉県飯能市出身、さいたま市在住。イラストやグラフィックデザインなどの業務経験を経て、2013年よりイラスト表現とアロマテラピー等を複合した独自の手法で「がんばりすぎ」な女性に「心のスッキリ体験」を提供する。イラスト・デザイン『スピークアップ-日本IBM不正会計二七〇億円「事件」回避の記録』(三恵社)ほか多数

第12回カオリエの会W開催報告

SCE理事の遠藤です。
第12回カオリエの会Wを開催しました。
今日は今年最後の回で、初めての方と常連の方の2名でした。

すてきな作品(あえてぼんやり撮っています)

常連の方はスケッチノート描き貯めたパステルの作品を見せてくださいました。インターネット上にあるパステル画の作品で、気に入ったものを模写して練習を重ねているそうです。あまりの上達っぷりに感動しました。鬱々としたときなど、パステル画が気分転換になっているというお話でした。カオリエの会Wで、パステル画と出会ってくださって、本当に良かったなと思いました。

初めてご参加の方には、パステルの扱いや色の乗せ方などを一から丁寧にお話しさせていただきました。実は、私が外部のイベントに似顔絵を出展した際、ご注文くださった方。その時の似顔絵を「家で飾って、いつも眺めているんです」と言ってくださいました。絵の力で再会できたことにしみじみと感動しました。

「パステルを削って色を作り、紙に載せたり、自由に自分の思ったことを表現して、子どもの心を使って描きましょう。」と言うと、お二人とも真剣に、夢中になって描いていらっしゃいました。終わった後は、スッキリした顔でお帰りになりました。

絵を描く時間っていいですね。
そんな時間に生まれた作品をご覧いただける機会をつくります。

1/25~28 カオリエの会W作品展@WithYouさいたま

お気軽にお越しください。

<遠藤ひろみプロフィール>
埼玉県飯能市出身、さいたま市在住。イラストやグラフィックデザインなどの業務経験を経て、2013年よりイラスト表現とアロマテラピー等を複合した独自の手法で「がんばりすぎ」な女性に「心のスッキリ体験」を提供する。
イラスト・デザイン『スピークアップ-日本IBM不正会計二七〇億円「事件」回避の記録』(三恵社)ほか多数

キャリアインタビュー@潤徳女子高等学校2018② 報告

SCE代表の古川です。
潤徳女子高等学校「キャリアインタビュー」にインタビュー材料として参加しました。

キャリアインタビュー201812

この取り組みに参加するのは2回目です。
今回、私が入ったグループの5人はとても個性豊かでした。
違いを認めあいつつ、いざというときは助け合える関係をつくりつつあることが感じられました。
活発、控えめ、パワポ得意、盛り上げ担当、アドリブ得意・・・これからの高校生活で、うまく連携できるようになっていくんだろうなと微笑ましく思うおばちゃんです。

質問に答えやすいようにと思って、みっちりメモを作っていきました(前回の行き当たりばったりを反省)が、それでインタビューや発表がしやすくなったかというと微妙(汗)転職回数や手掛けていることの種類が多すぎるみたいで(スミマセン)、今回も、生徒さんたちの柔軟さに助けられた結果となりました。発表の中で、家族のことなども取り上げられていたので、キャリア=ライフキャリアだということが、なんとなく伝わったかなと・・・

また機会をいただけたら、そのときはもっと絞って伝えられるよう準備してみたいと思います。
ご一緒した皆さん、ありがとうございました。

<古川晶子プロフィール>
福岡県出身、さいたま市在住。キャリアカウンセラー団体で企画・営業に携わった後、2006年に独立し「人と仕事の幸せな関係性」をテーマに講演等を行う。2013年にSCE設立。
著書『キャリアカウンセラーという生き方「人生の節目」を乗り越える人を支える仕事』(セルバ出版)