リポート:東京しごとセンター「はじめてのNPO・コミュニティビジネス」あみ~ちぇ平田のぶ子代表が登壇

201905はじめてのNPO・コミュニティビジネス

5月24日に東京しごとセンター(飯田橋)でセミナー「はじめてのNPO・コミュニティビジネス」が実施された。NPO等に興味ある求職中のシニア30人が参加し、「事例紹介」やグループワークを体験した。

201905平田のぶ子さん

同セミナーは、2013年に「シニアの社会参加サポートプログラム」として開設された。少子高齢化が進み、シニアには企業での勤務のほか、地域や社会の課題解決に取り組むNPOなど民間団体での活躍も期待されている。しかし、高度成長期やバブル期を中心にライフスタイルを構築してきたためか、社会活動や地域活動への参加はハードルが高いと感じる人も少なくない。

セミナーでは、シニアが社会活動を身近に感じられるよう、同年代で、人生後半から活動を始めた方の「事例紹介」を聞くことができる。この日は、さいたま市の平田のぶ子氏(手編みサロンあみ~ちぇ代表)が登壇。ニット講師として、生徒さんの「高齢になり手が使いづらくなった、もう編み物はできないかも」という声を聞いたことから、4年前にユニバーサルかぎ針を開発し、製造・販売するあみ~ちぇを起業した経緯や、その後の様々な展開を紹介され、そのあたたかく素朴な語り口に、参加者は聞き入っていた。

グループワークでは古川晶子(まんなかタイムス発行人)がファシリテーターをつとめ「55歳からのしごと×生き方トークセッション」を行い、参加者は活発に語り合っていた。古川は、人生100年時代となり、組織を離れたあとの時間が思いのほか長いこと、誰もが自分の人生を自分で組み立てていくステージに入っていることを伝え、その一つの手がかりとして社会活動をとらえてみては、とすすめた。

参加者は受講後に、しごとセンター内「シニアコーナー」や「多様な働き方相談」で個別カウンセリングを利用することができる。同セミナーは今年度、あと3回、しごとセンターで実施される。次回は8月を予定している。問合せや申し込みは「シニアコーナー」で受け付ける。

東京しごとセンターシニアコーナー公式サイト