開催報告:第5回サポゼミ「人生100年時代」のライフキャリア支援を語ろう

SCE理事の遠藤です。
2018年度最後の主催講座、第5回サポゼミ「人生100年時代」のライフキャリア支援を語ろう を開催いたしました。
講師はSCE正会員の中村容さん(まちのキャリアデザインマスター)です。
幅広い年代の方がご参加くださいました。

自己紹介に続き、みんなで「人生100年時代」のイメージを親指で示してみました。
一斉のせっ!
みんな角度がバラバラです。上向きの人、下向きの人、斜め上、斜め下。
中村さんのお話では、学生さんに同じ質問をして親指で示してもらうと下向きの人が圧倒的に多いそうです。
その傾向は、大人が口にするネガティブなこと(介護のことや年金どうなる等)、メディアにあふれる先行きの見えない日本社会のイメージ、などからきています。
大人として、私たち自身が希望を持って生きることが必要なのかもしれません。

つづいて「100歳になったとき、自分の人生を豊かにすること」について考えて、発表しました。
「家族」「子ども」「健康」「気持ち」「テクノロジー」など、さまざまです。

ハーバード大学医学部には、70年以上にわたる成人発達研究プロジェクトがあります(責任者のウォールディンガー博士のプレゼンテーション動画が視聴できます

700人以上の成人男性を追跡調査し続けた結果、わかったことは「質の良い人間関係が健康と幸せをもたらす」だそうです。
人は人と関わり合いながら生きていくことが必要なんだなと思いました。
でも「質の良い」ということって一体なんだろう??

中村さんによれば「質の良い」人間関係とは、その関わりがあることによって何か「コトが起こる」ものだそうです。
それを考えながら、自分の人とのつながりや起きている「コト」を書き出すワークをしました。

私の場合、娘からつながる関係は、あまり広がりがありません。
古川や細田と取り組んでいるSCEの活動は、関わる人や事柄が多く充実した広がりがある形になっています。
起きている「コト」で関係を見直すと、今後の可能性が見えてくることがわかりました。

最後に「プロセスパラダイム」のお話。
お金や社会的地位などのゴールを目指して頑張るのじゃなくて、自分にとっての幸せのために、「今、何ができるのか」を考え、意志を持って行動するプロセスに価値があるという考え方。
明るい未来は目指すものではなく、自分の意思で築くことができるんだと、未来に対してワクワクした気持ちになることができました。

<遠藤ひろみプロフィール>
埼玉県飯能市出身、さいたま市在住。イラストやグラフィックデザインなどの業務経験を経て、2013年よりイラスト表現とアロマテラピー等を複合した独自の手法で「がんばりすぎ」な女性に「心のスッキリ体験」を提供する。
イラスト・デザイン『スピークアップ 日本IBM不正会計二七〇億円「事件」回避の記録』ほか多数