【デコボコ息子ワールド考】 10.発達障害息子&親 学校との関係は? 休校措置の影響は?

このデコボコ息子ワールド考も、今回で最終回になります。
まだまだ書きたいネタだらけなんですが、区切りとなる今回は「学校との関係」を書いてみたいと思います。

ここでいう学校は「小学校」です。
息子が小学校に6年間在籍している間に、校長先生2人、教頭先生は3人変わりました。担任は通常級にいる時は毎年変わり、支援級の5,6年時は同じ担任の先生でした。
いい意味も悪い意味も校長先生のカラーが、学校の方針に濃くでていたように思います。

息子が小1年~3年までの校長先生は、息子に対して登校のための強硬策をとったため、以降息子がますます学校への拒否感が強くなってしまい、校長先生との関係は気まずくなってしまいました。
その策を取った校長先生の気持ちもよくわかりますし、その時私が息子対応で廃人に近い状態だったので、校長先生の案を正常な頭で考えられずOKを出したことにも大きな原因はあると思っています。が、結果息子に相当なダメージを与えてしまいました。その後、学校側からのアクションは腫れ物に触る感じでほとんどなくなってしまったのはとても残念でした。

小4~6年生の時の校長先生は、偶然ですが、息子が小3時にお世話になっていた教育センターのセンター長だった方でした。息子のことをもちろん知っていて、直接校長先生と話す機会は少なかったものの、恐らく息子のことを他の先生も周知してくれたこと(学校で担任外の先生たちに会うと「○○くんのお母さん」とよく声をかけられました。単に有名だっただけかもですが)、教頭先生や担任の先生が息子のことを尊重してくれていて、小4の担任の先生とは、定期的に夕方会いに行って話したり、勉強したりととてもいい関係でした。
支援級に入っての5年生は、学校にそこそこ行けるようになりました。小6の1年間はまた不登校になりましたが、担任の先生と電話をしたり、夕方に会ったりはして、担任の先生との関係は良好でした。

息子の学年が上がるにつれて少しずつでしたが、私の中で「息子が学校に行っていないこと」へのプレッシャーが薄れていって、「学校のことは、息子と先生本人同士で決めればいいんだ」と私が学校と息子の間に入るのを辞めた時から、気持ちがとても楽になりました。

息子が毎日学校に電話をして、取り次いでいただいた事務や担任外の先生など、本当にお世話になりました。電話大好きっ子なので、大人顔負けの挨拶を毎回先生たちにしていたそうです。
こちらの思いも担任の先生は何度も時間をとって共有していただき、登校、行事参加など無理強いせず、息子の選択にOKをしてくれたことも、ありがたかったです。

先生と親(子)との相性はあるので、こちらの思いが伝わらなかったり、うまくいかないことは、ある程度はしょうがないと思います。でも子どもにとって長時間過ごす学校は、本人が快適に過ごせる場であって欲しい。学校と子どもの橋渡し役(調整役)として親が出て行かないといけない場面は、たくさんありました。きっとこれからもあるのでしょう。

最後に、新型コロナウィルスの感染拡大により、息子の小学校は2020年3月2日から臨時休校になり、小学校の締めくくりが突然訪れました。その後6月まで中学校も休校でした。詳しくはnoteに書きましたが、実はこの時期、息子自身にはほとんど影響がありませんでした。むしろイキイキ毎日過ごしていました。というのも、年明けから通い始めた放課後ディサービスが、週3日オンライン授業を始めたのを意気揚々と受けていたのです。そして4月からはフリースクールが毎日朝と夕方1時間ずつオンラインの会を開いていたので、それまでの不登校生活から一変、とても忙しくなりました。

息子がパソコンに向かってZOOMで楽しそうに会話をする姿を見て、ますます「学校って何だろう?」、「勉強するってどういうことなのか?」と私の価値観がガラガラと崩れ落ちました。
私が経験してきた学生生活を、息子たちの世代はひょいっと二段跳びぐらい一気に飛び越えていくのが見えました。

これからは…・・・。
発達障害を持つデコボコ息子の学校生活も、新型コロナウィルス前とは全く違うものになるかもしれませんし、変わらないのかもしれません。

どちらにしても、息子の生活の中で、息子にとって居心地のいい、そのままの自分で過ごせる場があればいいと思っています。

今までのご愛読ありがとうございました。
別のテーマでまたお会いできる日までどうぞお元気で!

 

追記:
この記事をアップする前に関東地方に2回目の緊急事態宣言発令が発令されました。
息子の地元中学校は休校しない方針で、フリースクールはオンライン授業に切り替えになりました。
国は年度末までに全国の小中学生に一人一台のパソコンやタブレット等の導入を進めているそうですが、息子の学校ではまだです。新型コロナとともに生きる子ども達が学びを続けられるツールを平等に取り入れて欲しいと願います。

 


フジヤマ燈子
フリーライター&編集者。グルメ&街&ひとの取材記事を手掛ける。子どもの頃から「なぜ?なに?っ子」で、親や大人を質問攻めにしたことは数知れず。大人になった今もその問いは続く。自閉症スペクトラムのゲーム&歴史オタクな息子(2007年生まれ)とサッカー観戦が大好きなみずがめ座の夫と暮らす。音楽&ライブ&本屋・図書館巡りが大好き。ビール党から日本酒党へ移行中。
note:発達デコボコ息子と私

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