デコボコ息子ワールド考  9.塾や習いごとが不登校息子の居場所になる

不登校小学生の息子が、小学校以外で過ごしたいところは、市の教育センターで行っている「学校適応指導教室」以外に「塾」と「スイミング」がありました。

どちらとも小3から始めました。

 

■塾

私が塾にいくつか見学に行き、息子に塾の説明をして、本人が体験したいところを数個体験して、決めました。

当時、出始めの「自立型塾」(パソコンのソフトなどで自分のペースで学び、わからないところを先生に聞くスタイル)を本人が選ぶのかなと思いきや、少人数制でプリントを1枚ずつ解いていく、オーソドックスな積み上げ式の塾を選びました。

塾の先生とは、入塾前に息子の様子や「不登校なので、勉強を塾にお願いしたい」と伝えました。地元で長く塾を開いている先生だったで、いろんな子どもを見てきている経験から、息子にあわせた対応をしてくれました。一時塾にも通えなくなった時も、アドバイスをくれたり、少しずつ息子の気持ちを前向きにもっていってくれました。

「塾に行きたくない」など気持ちの浮き沈みは多々ありましたが、息子は塾に対して完全拒否はなく、行けば集中して勉強をしていたそうです。残念ながら、中学コースの開講がないため、小6でここの塾は終わりになりました。中1の間は塾に行かないという息子なので、中学生の勉強については、現在模索中です。

 

■スイミング

インドア息子に何かしら運動をして欲しいと思い「スイミング」を紹介しました。ふたつの施設見学&体験に行った中で、今通っているスイミングを本人が選びました。

バス無し、親の送り迎えが必要なスイミングだったので、小5ぐらいまでは送り迎えをしていました。

かなり遅い自転車デビューを小6にして、それからは一人でスイミングに通うようになったので、親の負担はなくなりました。スイミングの同じ級の子がゲーム好きで、スイミングの後に息子とオンライン上で待ち合わせして一緒にゲームをしています。その子とゲームの約束をするのも含めて、スイミングは休みなく通っています。

新型コロナの影響でスイミングがお休みの時期も、お友達とはゲームで会っていました。

気がついたら、平泳ぎのクラスを合格して、バタフライのクラスになりました。本人がやりたいところまでやればいいと思います。

 

 

親としては、ボーイスカウトに入って欲しい、ピアノが弾けたら、願わくは、サッカーや野球などのチームプレイをしてくれたらと期待していた時期もありましたが、興味のあるもの、ないものへの対応がエベレストか深海かの息子なので、私が希望していた習い事はことごとく断られました。

その中で「塾」と「スイミング」が続いている(いた)のは、やはり「本人が選んだ」ことが大きいと思います。こだわりが強い子だからこそ、「自分で選ぶ」は、習い事に限らず、続けて行きたいと思います。

 


フジヤマ燈子
フリーライター&編集者。グルメ&街&ひとの取材記事を手掛ける。子どもの頃から「なぜ?なに?っ子」で、親や大人を質問攻めにしたことは数知れず。大人になった今もその問いは続く。自閉症スペクトラムのゲーム&歴史オタクな息子(2007年生まれ)とサッカー観戦が大好きなみずがめ座の夫と暮らす。音楽&ライブ&本屋・図書館巡りが大好き。ビール党から日本酒党へ移行中。
note:発達デコボコ息子と私

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