まろんと行く散歩道vol.10 ~羨まない~

私がまんなか世代になって、我が家にやって来た、愛犬まろんと一緒に歩むコラムにどうぞお付き合いください。

~羨まない~

夏が終わり、少し涼しくなってきたころから、朝のウォーキングを再開した。

コロナ禍で大変な時期でも良かったと思う事は、苦手なオンライン講座に挑戦する勇気をもらえたこと。

そしてため息しか出ないのは、体重が増えたこと。

たしかに運動しなくて食べるわけだから、痩せるわけがない。

 

近くの大きな公園までてくてく歩き、最初は公園の中を一周。それだけでも大変。

でも、慣れたらちょっと早歩きで、少しずつ距離を増やしていく。

そんな私を、カッコいい体型の若者が軽やかに追い越していく。

タッタッタッタッ

いいな~ あんなふうに颯爽と走れたら・・。

 

もっと前から走っていたら、この腰の上の浮き輪のようなお肉もなかったんだろうなって思いながら走る私が、今度はおじいちゃんを追い越す。

杖をつきながら、ゆっくり歩くおじいちゃんを追い越す私のスピードは、もしかしたら私を追い越す若者のスピードと一緒かもしれない。

 

でも、おじいちゃんは地面を見ながらゆっくりゆっくり自分のペースで歩く。

私のことなんて見ていない。

自分の目標に向かって、自分ができる範囲で一歩一歩前進。

 

そうだ。人の進み具合を羨んでもどうしようもない。

もう少し若かった頃、あの人は毎日あんなに楽しそうだとか、あの人には講座の依頼がいっぱい来てるとか、私の活動に照らし合わせると、あの人は自然に産んだ・・とか。(わたし、帝王切開カウンセラーしてます)

他人の動向が気になった。羨ましかった。

劣等感や無力感も感じた。

 

でもまんなか世代になって、羨んでいる場合じゃないことに気づく。

「敵わないものは敵わない」と真実が見えてくる。

競う相手が、他人から「昨日の自分」になる。

転ぶな~、忘れるな~、体のメンテナンスしてね~

 

私は私だ。

今まで無事に生きてきたことに感謝しよう。

いろんな気持ちに折り合いをつけてきた自分に拍手しよう。

 

でも、若者に追い越されると、ちょっとスピードアップして、そのあとゼーゼー言ってるんだけどね。

まだまだ戦う事は諦めない、まんなか世代です。 (細田恭子)

 

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