うさぎぐらし⑥

14年生きたうさぎを亡くしたペットロスを乗り越えて、新しくうさぎを飼い始めた私。
うさぎとの生活の中で感じたことや、うさぎのことをただ描くコラムです。

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2018年の8月17日ペットのうさぎを亡くした。それから2年が経った。
14歳。人間でいうと98歳。大往生。
だいたいうさぎの平均寿命が7〜8年。
今は餌の状態もよくなって10年以上生きるのは珍しく無くなってきているそうだけど、
14年本当によく生きたものだと思う。

私がうさぎが息を引き取った瞬間を今でも覚えている。
横たわったまま、大きく伸びをして、
そのままフッと音がしてその後じわじわ力が抜けていくように亡くなった。
人が亡くなる時に息を吐くと聞いたことがあるけれど、本当にそんな感じだった。

亡くなった後、途方に暮れたまま、私はなんだか急に思い立ち、
遺体をキレイにしようとお風呂場でうさぎを少し洗った。その後、泣きながら毛を乾かした。
遺体をタオルに包んで、ペットの葬儀屋さんを見つけて、翌日火葬をしてもらった。
仮装後、骨上げ。骨壺に箸のようなもので骨を入れた。骨はとても小さかった。
しばらくショックは抜けなくて、力が入らなかった。
一緒にいた14年はいろいろなことがあって、いつもそばにいてくれた。
本当によく生きてくれたと思う。

それから2年が経った。

新しいうさぎとの生活もだいぶ慣れた。
当たり前だが、同じうさぎでも全然違う。私の向き合い方も違う。
私がうさぎに夢中になると、娘は時々うさぎにやきもちを妬き、
うさぎの仕草に、私と娘は2人してメロメロになってキャーキャー騒ぐ。
そして、娘と2人でうさぎのことをよく話す。
今の生活の中にも、当たり前にうさぎがいる。(遠藤ひろみ)

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