アフターファイブは何するの vol.3

みなさん、こんにちは。竹本はるみです。

前回Vol.2では、タップ教室探しのお話しでした。→vol.2はこちら
今回は、長年の謎だったタップシューズの仕組みについてお話します。

 とうとう念願のタップ教室に入会した私。毎週1回90分のお楽しみです。仕事終わりに教室に向かい、ロッカーで動きやすい服に着替えます。私は見学に行った時にみんなが着ていたTシャツ&スパッツで。でも動きやすければ何でも良いらしく、年配の男性でGパンの人もいたし、子供は普段着の子もいました。みんなを見習い「おはようございますー」と言って入室します。

 突如、教室内いっぱいに軽快なソウルミュージックが流れ出しました。それを合図に生徒が一斉にタップを踏み始めます。しかし初心者の私は、鏡の前で先生から個別授業です。この時はまだスニーカーで練習していました。同時期に入会した、他の生徒も一緒です。先にステップのお手本を先生が見せてくれます。見よう見まねで同じステップが出来るまで何度も繰り返します。

  例えば、「右足を真上から落とし、かかとを右・左の順で3音鳴らす」とか、「右足のつま先を蹴って鳴らす、引いて鳴らす」とか。3~4つのステップを覚えた頃、先生がタップシューズを2つ持って来てくれました。

 1つは底がペタンコのバレエシューズタイプ(内張りが花柄でかわいい)、もう1つは踵が4cmほどのハイヒールタイプ。私はハイヒールタイプを選びました。見た目は普段の仕事で履くハイヒールと何も変わりません。しかし、ひっくり返して底を見ると、つま先とかかとに小さな金属板(チップ)がついています。タップシューズのチップはビスでしっかり固定されています。「あ~・・・長年の謎は、こうなっていたのか!」と、少々感激・・・。シューズを履いてみると、歩くだけで音がカタカタ鳴る。嬉しいな、ときめくな、これはいよいよ楽しいぞ。・・・とシューズを履いて歩きだしたとたん、ツルんっと滑る。スニーカーの時は気にも留めなかったけれど、よく見たら床がつるつるしている。これからは気を付けないといけない。

 基本のステップを一通り覚えると、集団と一緒の練習になります。曲に合わせた振り付けがいくつかあり、それを練習していきます。初心者チームがまず覚えるのは、ドリス・デイが歌うケ・セラ・セラで踊る「ワルツ」。タップダンスでワルツとは、不思議な感じです。(社交ダンスのワルツのステップではなく、全体の雰囲気から命名されたと思われます。しばらく後で実際に経験するのですが、大きな会場の発表会では、ガチでブリブリのピンクのドレス、頭に羽飾りを着用しました。)

 先生やレッスン歴が長くて上手な人たちが前列にいるので、多少うろ覚えでも問題なし。(それでいいのか?)最初はステップを踏むことだけで精一杯でしたが、手の動作も見よう見まねで覚えていきました。慣れてくると、手の動作は足や体の動きと連動していて感覚で分かるようになっていきました。

 1クール3か月が終わり、次のクールを申し込んだ頃、突然先生が言いました。「合同発表会が決まったよ、みんなで出るからね~。竹本さん、ワルツ!」

え?初心者同然の私がワルツ?、全然覚えてないけど大丈夫かな・・・これはピンチだ!(つづく)

 


 

~執筆者プロフィール~

竹本 はるみ
茨城県出身、さいたま市在住。人生折り返し地点のIT企業に勤務するワーママ。本当はおうちが大好きなインドア派。
現在、定年後のソフトランディングを見据えて、プライベートで資格取得やサードプレイス作りをしている。
キャリアコンサルタント、育休後シニアアドバイザ、ワーク・ライフバランス認定コンサルタント。趣味はガーデニング、盆栽、読書。特技はTAPDance、着付け。
忙しい毎日にメリハリをつける「自分の時間」をご紹介していきます。

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