まろんと行く散歩道vol.6

私がまんなか世代になって、我が家にやって来た、愛犬まろんと一緒に歩むコラムにどうぞお付き合いください。

~満たす~

まんなか世代になって、犬を飼った。

子どもたちが小さい子から「犬を飼いたい」とせがまれていたが、転勤族の我が家は無理。
ハムスターが精一杯。

佐賀に住んでいた時、埼玉の実家に帰省するため、ハムスターを2匹飛行機に乗せることになった。
「おばあちゃんに見せたい!」「お友だちに預けて、死んじゃったらイヤだ!」
そんな訴えを聞き入れ調べたら、なんと2匹で1万円近くかかることが判明!(約20年前)

ポケットに入れて運ぼうか・・
小さなケースに入れてカバンに入れてみる?
家族でいろいろな案を出したけれど(苦笑)、結局は高額をお支払いして、我が家のハムスター様(ネズミっていうと怒られた)たちは、何度か関東と九州を往復した。なつかしい思い出。

娘たちが成長し、次女が大学の寮に入った。
まもなく、長女が就職して関西に引っ越した。
まもなく、夫が台湾に転勤になった。(単身赴任)

家族5人で過ごしていた家の、空き室が増えた。
声が減った。
洗濯物が減った。
大学生の三女もバイトなどで外食が増え、晩ご飯をしっかり作る日が減った。

そんな時、出会ってしまったのがチワックスの「まろん」
母性が目覚めてしまった。
あ~、この子を育てようと思った。

そして気づいた。
まんなか世代の友人から来る年賀状が、家族写真からペットの写真に替わっていくのはこれか~~

「満たす」
自分を満たすものは何だろう。
私は圧倒的に家族(おもに子ども)。
その子どもたちが巣立っていき、寂しさやもの悲しさを感じ、なんだかため息が増えていく「空の巣(からのす)症候群」
それを回避するために、やってきてくれた運命の出会いだったに違いない♪
パソコンを触っていると「遊ぼうよ~」っておもちゃを持ってきて中断するし
うんちやおしっこも、決まったところにできなくて失敗したし
ランチに行っても2時頃になると散歩の時間が気になるし。
そんなバタバタ(忙しくて幸せ) な数年を経て、夫が単身赴任から帰って来た。
同じ頃、三女が就職して家を出た。
メンバーの入れ替わりはあったけれど、気づいたら、まろんが家族の真ん中にいて、その周りを家族が動いているような気がする。

自分を満たしてくれるもの。
人・物・事・・・なんでもいい。
それがあるだけで、頭の中が止まらずにすむ。
あの人のために、あれを進めるために、動けることに感謝しよう。
自分を必要としてくれるがいてくれることの有難さを感じよう。

まんなか世代は、今まで自分が満たしてきたことに対して自信を持てたら、さらに良し。

 

今日も私は日焼けしないよう、完全防備でまろんと散歩に行く。
これも自粛で運動不足になるところだった私の、唯一の運動。感謝。(細田恭子)

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