ぐるぐるゆるっと子育て@高齢出産』vol.6(上)

自粛生活に寄せて②~休校になった息子と~(上)

こんにちは!かもみぃみるです。
前回のvol.5では、自粛生活に限らず、心身の健康に大きく影響するストレスとの付き合い方についてお伝えしました。
前回vol.5はこちら

自伝的なストーリーはvlo.4でようやく結婚式にたどりついたばかりなのですが、今回も自粛生活に寄せて、2月末に突然休校になった息子とのことについて書いてみたいと思います。

息子は中3。ひとりっ子でマイペース。1歳になるかならないかのお散歩で「あーカンカンカン」と踏切の音を口にしてからの根っからの鉄道好きで、漢字は駅名で、地理や地図は路線図から広がって覚えるような子です。
他の会話はなかなかしてくれなくて、言葉の発達の遅れを心配していたのですが、「ぅんぱーちんこー!」と電車の中で突然叫んでびっくり。何を言ってるのかと思ったら、本人は「出発進行!」と言ってるつもりなのでした。頭の中は鉄道のことでいっぱいだったのです。私の子育てはまさに鉄とともにありと言っても過言ではありません(笑)

2月末に突然の休校になった日。息子は無言で帰宅したと思うとお風呂場に駆け込んでカギをかけてしまいました。
途中嗚咽や、どんどん!ばんばん!と何かをたたくような音も聞こえていました。

これまでにも外で踏ん張って押しとどめてきた感情を、家に帰ってもすぐには私に向けられなくて、トイレにこもったり、自転車で外を走ってきたりすることがあったのですが、ただならない様子に不安を感じながら、本人の気持ちが鎮まるまで待っていました。
1時間ほど経ったでしょうか。扉が開いたので洗面所に行ってみると、真っ赤に泣きはらした顔で、バキバキに割ったバケツを手に持って「ごめんね。こわしちゃった・・・」と言いました。
「いいよー、けがはしなかった?」と声をかけて、気持ちが落ち着くのをさらに待ちました。

しばらくして息子の方から、「やりきれなくてどうにもならない」と話し始めました。
・3年生を送る会に向けて、クラスのみんな力を合わせて一生懸命に練習していたこと
・春休みに控えていた吹奏楽部の定期コンサートで、卒業した先輩たちともう一度演奏したかった
・定期テストが終わったら、友達と遊ぶ予定や、電車の旅に出る計画ができなくなったこと

目の前にあった大きな目標(希望)がいきなりもぎ取られて、どう受け止め、どうしたらよいのかわからずに混乱していました。私にも経験がなく、想像すらできない出来事の前に、かける言葉が見つかりませんでした。親としての自分を試されているような不安を感じていました。
数日して少し落ち着いていくのを待ちながら、どんな状況や環境の中でも、自分の気持ちと向き合って大事にして、できないことやできなくなったことを嘆くよりも、今だからできること、大事にしたいことをやってみようと声をかけながら過ごしてきました。

→下編につづく


<かもみぃみるのプロフィール>
1963年生まれ。41歳で結婚、42歳で出産した一人息子は現在中3。産後は体調を崩すなか、孤育てや介護、看取りも経験しました。音楽と踊りが大好きです。結婚までの、そして結婚後の様々な職歴と学びを活かして、数年前から女性の心身のウェルネスをサポートする講座やレッスンを行っています。「その人らしさを大切に。ゆるめること、ながめること、味わうことでよりよく生きる」を目指しています。

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