うさぎぐらし③

14年生きたうさぎを亡くしたペットロスを乗り越えて、新しくうさぎを飼い始めた私。
うさぎとの生活の中で感じたことや、うさぎのことをただ描くコラムです。

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前回でも話したが、うさぎには音がある。
うさぎを亡くした私はこの音が恋しかった。

うさぎは静かだ。
殆ど鳴かない。
それでも一緒に生活をするとうさぎならではの音がある。
それは、かじる音と餌を食べる音だ。

うさぎは歯が伸び続けてしまうので、とにかく色々かじる。
ゲージも餌入れも色々かじる。
でもそれでは歯並びなどに影響し良くないので、かじる専用の木を「ガリガリ」かじらせる。
うさぎもこれが気持ち良いようで夢中になってかじる。
この「ガリガリ」音がたまにうるさい時はあるが、そこまでの騒音ではない。

あとは餌を食べる音。
うさぎは草食動物なので、低カロリーな草から栄養を得るには大量の草を食べる必要がある。
なので、1日中牧草をもぐもぐ「カリカリ」食べている。
また固形飼料のペレットももぐもぐ「コリコリ」と噛む音がする。
もぐもぐとひたすら口を動かす姿が可愛くてたまらないのだが、この「カリカリコリコリ」音を聴くと私は安心する。
なんだか「生きている」を感じるのだ。

前のうさぎは晩年、よくイビキをかいていた。
「ぷーぶーぷーぶー」
小さなイビキだが、それも愛おしかった。

今のうさぎはまだイビキの音はしないけれど、ゲージの中を動き回る元気な音が聞こえる。
生まれて半年うさぎの若い音。(遠藤ひろみ)

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