知りたい:女性の声で地域を変える!ヒント満載のWEB上発表会

知りたい:女性の声で地域を変える!ヒント満載のWEB上発表会

日頃の暮らしの中でうっすらと、そして大きな出来事に際してひしひしと身に迫る「納得いかない!」は、個人の力ではどうにもならないもの、ではない。自分らしく納得いく選択ができる社会を求める権利は誰にでもある。その一歩を踏み出した女性たちの声がWEB上で公開されている。(古川晶子


日本社会では、性差別的な決定が多くなされ、そのまま制度や慣行となって定着している。それらは、抑圧されている人にまで、「あたりまえ」「正しいこと」とまで思わせるほど強力で根深い。実際には、現状には大いに問題があると国際的に指摘され、毎年、ジェンダーギャップ指数の順位という形で「見える化」されてもいる。なぜこれが解決に向かわないのか。

ひとつの要因は、決定権を持つポジションに多様な人々が就いていないからだ。性別や年代、出身や民族など、様々な背景を持つ人々が対話しながらつくっていくべき社会が、一部の属性の人に占められている。この状況を打開しようという取り組みの中で、行政の試作として行われているのが「男女共同参画」である。

その一つ、埼玉県「女性リーダー育成講座」成果発表が、現在、埼玉県男女共同参画推進センターのホームページで公開されている。女性の貧困をはじめとする、地域の様々な課題の解決に、男女共同参画の視点を持って取り組んでいく女性の支援者の育成を目的としする全10回の講座。6月からほぼ月1回のペースで受講し、共通の関心をもつ少人数のグループをつくって自主的な情報収集や考察をすすめ、最終回で成果発表を行うというものだ。

今回は、3月に予定していた発表会は新型コロナウイルス感染防止のために中止し、WEB上での成果発表となった。そのぶん、会場に足を運べない人にも講座の様子や成果発表の内容に触れる機会ができたともいえる。働き方・防災・DV・政治参画など、地域や社会のあり方にかかわる重要なテーマを取り上げた、力作揃いの成果報告。重要なヒントが満載だ。感染拡大防止で外出自粛を求められているいま、ゆっくり閲覧してみては。

埼玉県男女共同参画推進センターWithYouさいたま(公式サイト)