知りたい:パートナーシップ宣誓制度とレインボー大学 暮らしと学びで「性の多様性」があたりまえな社会へ

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今年度、さいたま市と川越市で「パートナーシップ宣誓制度」がスタートする。法律婚でないカップルを自治体が認証するもので、宣誓を受け付けた「受領証」が発行される。医療や住居など家族のかかわりが必要な場面で、カップルとして取り扱われるよう、自治体が関係機関や業者に協力を求めるものであるともいえる。

埼玉では一昨年から、当事者団体「レインボーさいたまの会」が、県内の市町村に対し制度導入の請願と関連する事柄についての要望書を提出する活動を続けてきた。共同代表の岩井紀穂さんは「令和2年3月末までに、要望書を42市町村首長へ提出し、19市町議会で採択されています。1年前とは議員・行政の方々の姿勢が変わってきたのを感じています。さいたま市と川越市がパートナーシップ宣誓制度をスタートすることで、他の自治体も動いてくれることを信じています」と語る。

知りたい:パートナーシップ宣誓制度とレインボー大学 暮らしと学びで「性の多様性」があたりまえな社会へ
岩井紀穂さん(レインボーさいたまの会)

成果が出はじめたこの春、同会はもう一つ新たな取り組み「レインボー大学SAITAMA」をスタートする。「レインボー大学SAITAMA」は、性的少数者と理解者・支援者のための学びの場。性的少数者への偏見や差別は、当事者の健康や教育、経済などの領域に深刻な影響を与える。当事者と理解者・支援者がともに、様々な領域での困りごとを共有したり、最新情報を得たりしながら、学びと交流を通じて、多様な人が生きやすい社会をともにつくっていく。こちらの事務局も担う岩井さんは「一般の大学でも昨今は「ジェンダー論」の科目が人気と聞いています。レインボー大学は、身近なところから”性別”や”性差”、”SDGs”等を考える入門編です。どんな方も気軽に参加してください」と呼びかける。

「レインボー大学SAITAMA」はさいたま市の「公募型共催事業」として実施される。全10回のラインナップがあり、連続でも単発でも参加できる。参加費は各回1000円、会場はさいたま市男女共同参画推進センター|パートナーシップさいたま(大宮)。問合せ・申込みは「レインボーさいたまの会」で受け付ける。

レインボーさいたまの会

さいたま市パートナーシップ宣誓制度

川越市パートナーシップ宣誓制度

性的少数者(性的マイノリティ)に関する取組(さいたま市)

令和2年度公募型共催事業一覧(パートナーシップさいたま)