国際女性デー2020でメディア連携 枠を超えて

国際女性デー2020でメディア連携 枠を超えて

3月8日は国連で定めた「国際女性デー」。日本では「ジェンダーギャップ121」の衝撃から、次のこの日はデモやシンポジウムで力強くメッセージを発する準備をしていた団体が少なくないなか、新型コロナウイルスがひろがりはじめ、イベントや集会が開催しがたい状況となっている。インターネットでのメッセージ発信が一躍、拡大しそうだ。

日本ではあまり知られていないが「国際女性デー」は女性の人権や社会参加について社会の認識を喚起する日。国によっては女性だけの休日や休暇が設定されている。国連からは事務総長が女性の社会参加のための環境整備を加盟国に呼びかける。

日本社会の性差別状況は、毎年12月に発表される「世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数ランキングを見ると分かりやすいのだが「先進国最下位」が指定席である。今年はさらにこれまでよりも低い順位を更新し121位となり各方面で衝撃が走った。それだけに次の「国際女性デー」はデモやシンポジウムなどをさらに力を込めて準備していた団体が多かったと思われるが、折からの新型コロナウイルスの広がりで、イベントや集会の開催が難しくなってきた。各団体ではSNSを活用してオンライン開催に切り替えるなどの動きが始まっている。

また日本ではここ数年、メディア各社が2月頃から女性の自己実現や生きづらさなどをテーマに特集企画を組むようになってきた。今年のキャンペーンはさらにレベルアップし、テレビや新聞、テレビやラジオ、インターネット番組などがメディアの枠を越えて連携すると発表されている。インターネットではハッシュタグ「#国際女性デー2020」「#メディアもつながる」をつけて記事や動画が配信される。

メディアのキャンペーンは個人でも参加できる。方法はSNSでハッシュタグをつけてシェアすること。現在のウイルス感染防止策でも、生活面でのしわ寄せが女性にきていると感じる場面も多い。これまでデモや集会に足を運べずにいた人も、体験や観察を発信して「国際女性デー」に参加してみては。