知りたい:『人が人を呼び知恵が知恵を生む場』ヘルシーカフェのら10周年記念誌

知りたい:人が人を呼び知恵が知恵を生む場 ヘルシーカフェのら10周年記念誌

さいたま市南区の住宅街にある小さなカフェが開店10周年を迎えた。人との出会いやなにかの刺激を求めて訪れる人が多い「ヘルシーカフェのら」である。いつも人が集い、想いが動き出す「のら」の節目を祝って、10周年記念誌『人が人を呼び 知恵が知恵を生む場』が発行された。(古川晶子

明るくパワフルな「のら」店主・新井純子さんは、市民活動グループ「あれあれあ」として埼玉県の男女共同参画にかかわる調査研究などの実績がある。育児雑誌の懸賞論文で一席を獲得したのが縁で、現在の大家さんである小峰弘明さんと出会った。自腹で店舗を建てる太っ腹な公務員の小峰さんと、「コミレス(コミュニティカフェという言葉はまだなかった)」への想いで突き進む新井さんのタッグが「のら」という形で結実した。

10周年を祝う記念誌を発案したのは公務員の矢嶋直美さん、一緒に編集に携わったのは大武美緒子さんと佐藤裕子さん。3人はそれぞれまったく異なる背景を持ちながら、この地域で子育てをしていて「のら」に出会い、記念誌作成チームとなった。大武さんはプロの編集者で「リトルプレスLetters」発行人、佐藤さんは「coconoデザインワーク」デザイナー。最強のプロボノであるが、本業の合間を縫いつつ、10周年の記念日というデッドラインに向けて進めるのは、相当なエネルギーを要したことと思う。それでも、穏やかな表情で「このまちにのらがあってよかった、あらためてそう感じています」という大武さんのような人たちを引き寄せるのも「のら」そして新井純子さんのパワーなのかもしれない。
『人が人を呼び知恵が知恵を生む場』は、ヘルシーカフェのら店頭で販売中(600円)。


ヘルシーカフェのら 公式サイト

リトルプレスLetters 公式サイト

coconoデザインワーク Instagramアカウント

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