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飯能商工会議所 女性会 講演「これからの、家族のカタチを考える」報告

SCE代表の古川です。
講演「これからの、家族のカタチを考える」の報告です。
埼玉版ウーマノミクスプロジェクトの一環で、飯能商工会議所 女性会さんにうかがいました。

開始前は、家族のカタチと経営との関係がピンとこないという方もいらっしゃったようです。
しかし、今、家族のカタチをめぐって、日本は危機的状況にあり、それは経営にも大いに関係あると思っています。

「標準世帯」と呼ばれる、夫婦と子2人という世帯は、今、日本の全世帯の5%を切る現状です。
少子高齢化が進んでいるので、単身、高齢の夫婦、高齢の親とシングルの子、など、それ以外の家族のカタチの方がずっと多く、「標準世帯」は標準ではなくなっています。
その結果、消費者も働き手も不足しています。
この状況を打開しようとする一つの方策が、女性活用であり、「ウーマノミクス」です。

「ウーマノミクス」について、どんな風にとらえていらっしゃるかお聞きしてみました。
なんとなく女性応援キャンペーンのような印象をお持ちのようです。
この言葉は1999年に、国際的な証券会社の事業戦略の一つとして登場しました。
日本株の価値を上げるために、日本社会の弱点を克服しようというものです。
その弱点とは、経済的に女性が主体性を持てない状況です。
個々の現象としては、男女の賃金格差、家族内における性別役割分業などがあり、単なる声かけでは解決しないものばかりです。

本当の「ウーマノミクス」は、キャンペーンではなく、それぞれの職場における実践の積み重ねによってのみ実現されていくのではないでしょうか。
それは、経営者や管理職の方々が、様々な働き方や家族のカタチを受け入れることによって可能になるのかもしれません。

2019/2/1埼玉新聞「埼玉経済」面より

<古川晶子プロフィール>
福岡県出身、さいたま市在住。キャリアカウンセラー団体で企画・営業に携わった後、2006年に独立し「人と仕事の幸せな関係性」をテーマに講演等を行う。2013年にSCE設立。
著書『キャリアカウンセラーという生き方「人生の節目」を乗り越える人を支える仕事』(セルバ出版)