開催報告:第21回帝王切開ママの会W

SCE理事の細田です。
第21回帝王切開ママの会Wを開催しました。
チラシを見てきてくださった方や、Yahoo!ニュース「帝王切開出産は5件に1件 ママたちに残る心の傷」を見てきてくださった方と、3名でゆっくり「あの日」を振り返りました。

第21回帝王切開ママの会W

最初に「あの日の自分に声をかけるとしたら・・・?」と問いかけると、涙がこぼれます。
あの日のうれしさや不安を思い出し、ここまで頑張ってきた自分のことや、無事に成長してくれた我が子の顔を見ながら ゆっくり言葉を選んで伝えてくださいます。

「経腟分娩を美化しすぎていました」という声を何度かお聞きしました。
赤ちゃんは自然分娩で生まれてくるとしか考えていなかったし、産むときのことも赤ちゃんが使う力のこともいろいろ聞いたけれど、帝王切開のことは一度も聞いたことがなかったという女性が多いです。

そんな中で帝王切開という方法で出産することになり、麻酔?浣腸?剃毛?と次々やってくる行為に不安が増していきます。

「痛いのがイヤだから帝王切開を選んだんだ」と言われ、逃げてしまったような思いをずっと持ったかたがいらっしゃいました。

でもね、逃げたわけではないんです。
私たちがしなければいけないのは、生きて、元気に子育てすること。
本能で「この子を守るためにこれ以上がんばらない」って気づいていると思っています。

ずっと誰にも言えず引っかかっていた思いを伝えてくださいました。
そんな、他の方の体験談を聴けることもとても大切な経験です。
ご参加ありがとうございました。

<細田恭子プロフィール>
旧大宮市出身、さいたま市在住。帝王切開で三姉妹を出産し、2000年にWEBサイト「くもといっしょに」を開設。ユーザー発の帝王切開情報の草分け的存在として知られる。帝王切開カウンセラーとして、各地で講座やお話し会を開催し、女性の心と身体の健康について、当事者の視点で知ることの大切さを伝えている。編著『ママのための帝王切開の本』(中央法規出版)