インターンS総括レポート「これから社会に参加する人たち」

はじめに
まず、今回のインターンシップでは主に古川さんに同行して、これから何かをはじめようとする人や社会参加をしようとしている人と関わる機会が多かったため、その経験から学んだことについて述べます。

参加させていただいた講座について
東京しごと財団「シニア中小企業サポート人材プログラム(以下:中サポ)」について述べます。中サポでは、55 歳以上の管理職に就かれていた約 30 人の方が参加されていました。
このプログラムは、一度退職された方を対象とする再就活のための講座であり、働き方・生き方などを一度考え直すための期間であったと考えます。特に第一回・第二回では、現在の自分について見つめ直し今までの経験から学んだことだけでなく、過ごした時間から得たことなどを自分で整理する時間を設けました。それによって、自分について深く理解し、講座を受けている期間に足りないと感じたことを補うための良い機会になったと考えました。
例えば、第二回の時に実施された人脈シートという自分の年齢より±30 歳の知り合い・経営者などの項目に沿って記入していくワークを行いました。思った以上に名前が挙がらなかった方は、プログラムの期間を利用して様々な方に連絡を取り人脈を広げる努力をしたと仰っていました。このことから、これから就活するにあたって足りないことを見つけ、改善するための貴重な時間になったと思いました。また、得意を増やし高めることで自分の価値を見出すことができ、働き方や生き方を自ら考え選択できるようになると考えました。
続いて、SCE 主催「企画アイデア100 連発」、さいたま市主催「女性活躍という空気感」について考察します。この二つの講座の参加者が全員女性だったことが印象に残っています。
「企画アイデア100 連発」では自分の将来像を他の方と共有し、「なりたい自分」を明確にしました。私も参加者の方に混ざって一緒に体験させていただきました。少人数で行うことで様々な方と交流を深めることが出来ました。そして、他の方とアイディアを共有することで今まで考えたこともないような新しい発見もありました。
さいたま市主催の女性向け講座「女性活躍という空気感」では、実際に社会で働いている方のお話を聞くことが出来ました。「会社と私」というテーマで今までの自分たちの経験を共有したり、戦時中や戦後の政策による女性の立場の変動について学びました。そして今おかれている状況について、深く考えるようになりました。「女性が活躍する社会」を目指すという女性活躍推進法は、今まで社会の中で蔑ろにされていた女性を上手く活用することで全体の労働力を保たせるために行われていると考えました。そして、その結果、女性にとって生きにくい社会になっていると思います。
女性に働くことと出産や育児を両立することを求める風潮があり、会社も産休・育休の制度を設けて子育てと仕事の両立を図るシステムが確立し始めています。しかし、女性にだけ負担が大きくなっていると感じました。最近では、男性も積極的に家事や育児を手伝う方も増えてきましたが、社会全体の認識ではまだ改善が必要なことがあると考えました。

おわりに
これらを踏まえて、大人のキャリア教育が必要だと考えます。これからは、会社のやり方に身を任せて過ごすのではなく、働く意味や理由を考えて働くことになると思います。その時に自分は何をしたいのか・何ができるのかと考えられる人を増やす必要があると考えました。

追記
上記で挙げた他にも、遠藤さんのカオリエの会という講座で、アロマを使って香りからイメージを膨らませ表現するという体験をさせていただき、心が癒されました。それから、今まであまり関わったことがなかった方と触れ合うことが出来ました。どのインターンシップの活動も新鮮で、私の中で大きな財産になりました。今回の出会いを大切にしたいと思いました。

出会いを大切にしたいと思いました